オブジェクトスタイルについて
オブジェクトスタイルは使いようによっては良いものですが、注意が必要です。
FM→XML→FMという順路をたどる(ラウンドトリップ)ことを仮定します。
- 描画されたLineオブジェクトに、線の両端が矢印になる「Arrow」オブジェクトスタイルが適用されています。
- このLineを「オブジェクトの属性」パネルから変更すれば、通常、オブジェクトスタイルは外れます。
- しかし、グラフィックツールからオブジェクトを変更すると、オブジェクトスタイルは適用されたままです。オブジェクトがオーバーライドされた状態になるのですね。
- 「3.」の状態のままXMLに書き出して、再度FrameMakerで開く(ラウンドトリップ)と、オブジェクトスタイルが再度適用されますので、以下のような状態になってしまいます。
これを理解しないまま、オペレーターに業務が移行するワークフローであればどうでしょうか。
ちょっと取り返しのつかないことになる可能性がありますね。(もちろん状況によりますが)
EDDなど含めFrameMakerに関してのご相談は是非、弊社に!